ビールの食品添加物
ビールは、麦芽とホップ、これに米、コーングリッツ、コーンスターチを用いて、酵母で発酵させて作った低アルコール飲料です。
ビールの製造工程において用いられる食品添加物には、さまざまなものがあります。
それらの食品添加物は、加工助剤やキャリーオーバーとして分類されていて、表示が免除されているものです。
「加工助剤」は、製造過程で除去されたり、中和されたり、ほとんど残らないものです。
「キャリーオーバー」は、原材料中には含まれていますが、使用した食品には微量しか含まれておらず、効果が出ないもので、どちらも表示が免除されます。
ビールの製造工程において用いられる食品添加物には、以下のものがありますので、紹介していきます。
硫酸カルシウムは、醸造用水の水質調整に使用されることもありますが、最終製品中の成分濃度を増加させないことから、「加工助剤」として分類されていて、表示も免除になります。
二酸化硫黄は、ホップに微量の二酸化硫黄が残留していることがあります。
しかし、煮沸の工程で除去されるので、「キャリーオーバー」として分類され、表示が免除されています。
タンニン酸は、清澄促進に使用されるものです。
貯酒タンクで沈殿、ろ過されるため、製品には存在しません。
ケイソウ土は、貯蔵中ろ過剤として使用されますが、製品中には残存しません。
最近のビールには、色々なものがあり、濃色麦芽を併用した「黒ビール」「スタウト」などが人気になっています。